猫が居心地がいい空間(部屋)ってどういうものだろう。
広いほうがいいのだろうか・・等
悩んだりしている方へ猫が住みやすい環境(準備)について紹介します。
危険なものを撤去する
まずは、猫にとって危険なものを徹底的に撤去します。
配線コード・小さい部品・誤飲してしまう毛糸などの糸類やゴム(猫にとって噛み心地がいい)
割れ物を無安定な場所に置かない
(物を落としたりして遊ぶ事が好きなのと、間違って落としてしまった場合、怪我をする為)
猫にとって食べたら危険な観葉植物。
家具の上の隙間にジャンプしたりします。
猫を飼った経験が無い方は特に、人間目線と猫目線が違う事に驚きます。
畳の部屋のふすまなどは、猫が開けてしまう事があるので、つっかえ棒などで開けないようにしておく。
はいはいしたての頃の赤ちゃんが居る場合と少し似ているかもしれません。
赤ちゃんは、なんでも口に入れてしまいます。
テーブルの布をひっぱって上に乗っているものがすべて落ちてしまったり、小さな隙間に手を挟んでしまったり。。
小さい電池を飲み込んでしまったり、尖った楊枝を口にいれてしまったり・・
配線を引っ張ったり・・。
広さより高さが重要
猫は高いところが大好きです。
なので広さより高さ(縦)を意識して、高いところへ登れるような部屋を作ってみて下さい。
階段になるように収納棚を並べたり、高いところへ登れるようにすると猫は嬉しいと思います。
脱走を防ぐ工夫をする
脱走してしまうと、車に惹かれる・野良猫から病気に感染・喧嘩をして大怪我の危険・何より家に戻ってこない場合も・・・
脱走を防ぐ工夫をしっかり事前に準備事は重要です。
●玄関
が一番脱走の危険が高いと思います。
玄関を開ける時、毎回そ〜と少しずつ開けて緊張しながら開けるのは毎日の事で大変です。
まだ小さな子どもがいたら、これもなかなか難しいです。
なので、玄関付近にゲートを設けるのはどうでしょうか
マンションの方は設置しているお家も多いです。
「ペット ゲート」「猫 脱走防止」で検索すると色々出てきます。
●窓
必ず鍵をかける(鍵をかけなくても昨日まで窓を開けられなかったのに、今日は開けられている事も)
我が家の猫は鍵も開けてしまいますので、ドブルロックをしています・・
●網戸
厄介なのは、部屋の換気に必ず必要な網戸。
網戸は鍵がありません。
網戸を開けて外に出てしまう事も多いです。。
困ったなぁ・・と思っていたら、網戸が開かないようにする物が市販されています。
「網戸ストッパー 猫」と検索すると色々と出てきます。
我が家もこれを使用し、安心して網戸にしている事が出来ます。(青い小さい部品)↓
2つ(窓で網戸をロックするために部品と、その窓をロックするための部品)
(右開きと左開きで違うので購入する時は注意)
猫トイレをこまめに掃除する仕組み
猫トイレは人間と同じに、こまめに掃除したほうが楽(汚れがすぐ落ちる)、
そして綺麗な状態を保つことができるのでこまめに掃除できる場所や工夫をする。
静かな場所に置くのは原則です。
掃除用具を近くに置く。
自動トイレも検討してみる。
我が家は猫トイレは人間のトイレの中に置いてます。
扉を猫用の扉にして(猫が出入りできる扉付き)
自分がトイレに入ったときに、猫のトイレが汚れていないか
すぐわかるので、ついでにちょこちょこ掃除します。
トイレは必ず行きますので、猫トイレの状態は必然的に1日何度か確認できます。
匂い・香りには気をつける
猫の嗅覚は人間の数十万倍と言われています。
犬は有名ですが、猫も思った以上に嗅覚が優れています。
柔軟剤の匂いや、部屋のアロマなどは、たかない方が安全でしょう
猫に精油を垂らして死亡した事例や肝臓が悪くなった等、の事例があり、どうやら
猫は香りの成分を上手く分解・代謝出来ないのではないかと言われています。
猫を飼うからには、香りが強い柔軟剤やアロマを炊くことは控えるべきだと思います。
年齢により環境をかえる
歳をとってくると猫も足腰が弱くなり、高いところからジャンプすると怪我をしてしまう事もあります。
年齢を考慮して部屋の環境も変化させていきたいですね。
猫と暮らすという事をきっかけにしてスッキリ暮らす
猫が隠れる場所を作った上で猫と暮らす事をきっかけにしてスッキリとして部屋にしてみると人間も猫も心地良く暮らせると思います。
人間が使える物を代用して物を増やさない
例えば、本棚を横にして猫の階段にしたり・・
便利なウェットティッシュは人間用を猫の身体や猫トイレのお掃除につかったり
臭わない生ゴミ袋は猫のトイレにも使ったり
兼用出来るものは兼用すると購入も1度で済むので楽です。
我が家は猫のゲージも最初の頃は使用していましたが、そのうち必要がなくなり
(ベットの上やソファーで寝ている)
片付けました。
猫は賢いもので、夏は涼しいところ(玄関等)・冬は温かいキャットタワーの上の方(上の方が空気が温かい)
で寝ています。
ほんとに賢いです。
その他、コロコロは必須部屋です。
絨毯やソファー、洋服等、掃除機で取りづらい猫の毛を綺麗に取ってくれて、便利な掃除道具として万能です。
我が家は玄関や洗面所等にそれぞれ置いています。
猫にとって危ないかなと思うものは片付けるので、必然的に部屋の中が綺麗になっていくかと思います。
特に、私は仔猫の時に誤飲経験があったので、このひもは危ないとか、不安定な花瓶は猫が触って倒したら等
色々な場面を想像しながら危ないものは片付けました。
まとめ
買い物をする時は(大型家具も含め)必ず猫の事を考えながら検討します。
猫にとって危険なものは買わない。
引っ掻いたり倒したり汚してもいいように、高価な物は買わない。
例えば、ソファー 革製品は見た目はいいが、猫が爪とぎをしてしまったら
とても目立ち、汚なく見えてしまいます。
人間もイライラ、猫も怒られてイライラ。
一方、布製品で色がダークなものなら、爪とぎしてもあまり目立たないし、
高価なものでなければ、さほど「キー(怒)」となりません。
みなさんも猫の性質を知って、猫にとって快適な住環境を、
そして人間にとっても快適な環境をmそれぞれ性格が異なる猫と一緒に模索しながら、整えてみてはどうでしょうか。