迎える準備をしよう(飼う前に必要なもの)

飼う前に確認

猫を迎える為の準備について詳しくまとめました。
この記事を読めば飼う前に必要なものがわかります。

必ず必要なもの

フード

色々なフードがありますが、
猫によりおすすめが違います。

ドライフード

子猫や成猫がおすすめ
メリット
口の中が汚れづらく口内環境がウェットより良い。
衛生的で価格が安く長期間持つ。
デメリット
水分が不足しがち(猫がかかりやすい尿関係の病気になりやすい)

ウェットフード

尿関係の病気になった事がある猫や、老猫におすすめ
メリット
柔らかいので歯が弱い猫でも食べやすい。
満腹感が得られる。
水分補給が出来る。
デメリット
口の中が汚れやすい。
価格が高めで長期間保存がきかない。(使い切らないと不衛生)

我が家の猫は2匹共にドライフードです。
ストルバイト血晶(尿路結石)になったオスの方は、ドライフードに水を少し入れてフードからでも水分を取れるようにしています。

容器(フード用と水用)

おすすめは少し高さがある容器です。
低いと頭を下げた状態になり、食べづらく、履いてしまったりする猫もいます。

我が家の猫が最近、食べてすぐに履いてしまう事があったので

新しい容器にかえてみました(上と下の写真)(楽天で購入)

1週間たちますが、今のところ食べてすぐ履くことはなくなりましたが、しばらく様子をみています

ゲージ

猫は、垂直運動(上下)が好きなので、形は高さがあるものがおすすめです。

不要という人もいますが、私は猫の安心出来る場所を作ってあげる為にも、あった方がいいと思います。

お迎え当初は特に、慣れない場所に来るわけですので、猫にとって安全な場所となります。

又、災害時や、窓を全開にしないといけない時(布団を干したり大きな家具や家電などの設置等)、来客時などでも猫の安全を確保するためにも必要だと思います。

又、病院での入院やペットホテル等の時に、普段からゲージに慣れておくとストレスの軽減になります。

トイレ

トイレ用品もなくてはならないもので、選び方も重要です。
先程から猫は尿関係の病気になりやすいと言ってきましたが、
トイレ環境が悪いと、我慢したり、違うところにわざとトイレをしてしまいます。
一番良いトイレのイメージは、公園の砂場の様なトイレです。
大きく、深めのトイレがおすすめです。

トイレの砂

トイレと共に砂選びもとても重要です。
砂が気に入らないとトイレをがまんしたり違うところにしたり・・

猫が好きな砂ランキング
1位:鉱物系  2位:木系  3位:紙系  4位:おから系   

猫によって好き嫌いがあると思いますが断然「鉱物系」がおすすめです。
又香りがついていない無臭のものが猫にとってはおすすめです。(猫の嗅覚は人間の数万から数十万倍と言われている)

というのも我が家では、以前は口に入っても安心で、トイレに流せるので「おから系」を使っていました。ある日、血尿が出てしまい、ストルバイト結晶(尿にキラキラしたもの)が出ているとの診断でした。水分やトイレの環境を気をつける様に指導されました。。。

色々調べた結果、「鉱物系」が好きな猫が多い事がわかり早速、鉱物系の砂に変えてみたらいトイレの回数が増えました。

猫の飼い方の本

ネットで調べることも出来ますが、
少なくても1冊は手元に本があった方がいいと思います。
(楽天やアマゾンで口コミが良い本を探してみて下さい)

それ以外に育て方で参考になるのが、毎月郵送で届く
「○○のきもち」です。私は1年間近く購読しました。

食べてはいけないものや病気のサイン等色々と勉強になりました。付録も毎月あります。
しかし注意してほしいのは解約する時は電話のみ。
解約は少し手間でした。(2020年当時)

購読期間は1年間で十分だと思います
それ以上購読しても内容は一度見たもや似たものだったので。。

ブラッシング用品

ラグドールは毛が長い猫ですので、ブラッシング用品は必需品です!
ブラッシングは、ラグドールがなりやすい病気の一つの「毛球症」の予防にとても大切です。

ある動物番組でオスよりメスの方が毛づくろい(体をなめる)時間が長いと言っていました。
確かに、我が家の2匹(オスとメス)を観察していましたら
メス(ラグドール)の方が毛づくろいが長い!
今まで気がつきませんでした。

我が家はこれを愛用↓(偽物が多く出回っているので注意!)

「ファーミネーター(長毛種用)」

これはびっくりするぐらい毛が取れます。
今までのブラッシング用品の数倍も取れます!とてもおすすめです。
高価は4,000円近くしますが、毛の取れ具合から比較すると、価格相応だと思います。

短毛種用の方が3,500円程度と安いですが、ずっと使うものですので
「長毛種用」を購入した方が良いと思います。

※毛球症とは、毛づくろい等により飲み込んだ毛は便として排出されますが、うまく便まで行かなく(毛球が胃でどんどん大きくなり胃の中で停滞)なり、胃を刺激してしまい嘔吐や食欲が無くなったりする症状がでます。
又、胃内の毛球が胃を通過して腸に入り込み、そこで詰まって腸閉塞を起こし、腸が壊死をしてまう場合も・・。

爪とぎ(猫によって好きなタイプが違います)

形は「横置きのもの」や、「縦に設置するもの」。
素材も「麻縄製」や「ダンボール製」とあります。
うちも2匹飼っていますが、それぞれ好きなタイプと素材が違います。

縦置きの麻縄製↓

 

横置きのダンボール製↓

 

キャリーバッグ

病院へ連れて行く時使いますので、いざと言う時、必ず家に1つは置いておきたいです。
ラグドールは2年〜3年かけて成長するので大きめのものを準備しておくと後で買い直しをしなくて良いのでおすすめです。

素材は布とプラスチィック等種類が色々ありますがプラスチックがおすすめです。
以前、布素材を購入した事があるのですが、形がすぐ崩れてしまうのと、洗う事ができず不衛生だなと思ったからです。

猫用の爪切り

爪とぎしているので爪切りは必要ないのでは?
と思う人がいるかもしれませんが、「爪とぎ」と「爪切り」は別物

「爪とぎ」は爪の外側の古くなった爪を剥がす事と、縄張りの主張。
一方「爪切り」は先の尖った部分を切り、飼い主に怪我をさせたり、猫自身がカーテン等に引っかかって怪我をする事を防いだりする為のもの。

さほど高くないので、猫用の爪切りは準備しておきましょう。
小さい子猫のうちから爪切りに慣れさせておくと成猫になった時にとても楽です。

あった方がいいもの

キャットタワー

室内に設置すると、猫は快適に過ごせます。
タワーに爪とぎ用の麻素材を使っているものもあり、色々な種類があります。

おすすめは、突っ張り棒の形で床と天井で突っ張れるもの(安定している為)
グラグラしていると猫にとってストレスです。
又、地震の時も安全です。

本棚や棚を階段の様にして、登り下りが出来る様にするのもいいと思います。

猫用の暑さ寒さ対策

人間の暑さ寒さ対策と猫では好みが違うのかもしれません。
というのも猫は冷房が嫌いなのかなぁと個人的には思っています。
今まで飼っていた3匹の猫、すべて、冷房をつけると部屋から出ていってしまいます。

冷たい玄関のコンクリート素材の所に寝そべっている事が多いです
熱くないのかな。。熱中症は大丈夫かなと心配になります。

寒さ対策は毛布があれば良いですが、暑さ対策は市販のものを購入し、いくつか試してみて猫が気に入ってくれるもので安全なものを使用してみましょう。

首輪(デザインではなく安全なもの)

今はチップを埋め込む事が多いと思いますので、迷子防止というよりは
もし、脱走した時に飼い猫だなと瞬時に分かるという利点があります。

しかし猫によって嫌がる猫もいます。
私の経験では3匹中2匹が嫌がりました。
首輪が嫌いで取ろうとして、下顎が首輪に挟まり、口が開いた状態でかなり危ない状況になった事も。。
首輪を購入する時は、安全対策(何かに引っかかった時に、すぐ外れる設計)してあるものを必ず選んで購入してほしいと思います。
鈴がついている首輪もありますが、猫は音に敏感なので、慣れない猫も多いかもしれません。。

猫用のはみがき

歯が汚れ歯石がついてしまうと、歯周病になる可能性が高くなります。

ドライフードの方が「歯石が付きにくい」という事を聞きますが、最近はあまり関係ない事がわかってきたそうです。

なのでドライフードだからと安心せず、
小さいうちから口の中を触る事になれさせると上手くいきやすいですが、
成猫を迎え入れて、どうしても難しいなら、デンタルケアグッズ(デンタルシート、おやつ
等)で試してみるのも良いと思います。

住居環境を整える(脱走防止・危険なものを排除)

脱走防止

猫が部屋から脱走しないような環境にする事はとても大切です。
マンションなどの2階以上の場合は命に関わるのでベランダへ出ないような対策をしているのかは重要です。

誤飲するものを撤去

危ないもの(ひもやケーブル、誤飲しそうなもの、食べたら危険な植物等)がないかも
とても重要です。

滑り止めの床

滑る素材の床は常に滑った状態で、足腰を悪くしてしまいます。
すべらないマットやジョイントマットなど引いておくと良いでしょう。
それに床も傷が付きませんし、騒音対策にもなります。

最後に

新しい家族を迎え入れる準備を事前にすれば猫も安心して過ごせますし、早い段階で心を開いてくれるのではないでしょうか。

必要な物の準備も大切ですが、個人的には住環境を整える事は猫の命に関わる事にも繋がるのでとても重要だと思っています。

猫の命を守るためにも、誤飲や病気を予防するのは、事前準備次第です。

この家に来てよかったと猫に感じてほしいですよね。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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